超豊満体育教師 ケリー 294
彼の雄たけびを聞いてケリーの中にある嗜虐心が昂ぶっていき、しごきのピッチが早まっていく。
「あうっ、ううう……」
もはや亀頭からはカウパー腺液がにじみ出ており、射精の臨界点に達しつつあった。
「ふふ、お姉さんにしごかれて出せるなんて、仁太は幸せよね」
ケリーは普通の声で言ったのだが、彼にはまるでSMの女王様が言ってるように聞こえた。体の中でMの血が湧き起こる。
「あああ、あうっ、あわわわ……」
もはや言葉にならないうわ言のように仁太は叫ぶだけだ。
「ほら、我慢しないで遠慮なく出しなさい」
若干昂ぶった声でケリーは言った。
それが発火点になった。次の瞬間、彼のペニスは一瞬膨れ上がった。その後大量の精液を亀頭から一気に噴き上げた。
ケリーの手にも飛散した精液が雨のように降り注ぐ。
(こ、これが手コキ……す、すげえ……)
めくるめく快感の渦に引き込まれながら仁太は思った。
「さっき出したのにまだこんなにあったのね」
女豹のように鋭い視線を浴びせながらケリーは言った。予想していたよりも射精量が多かったので半分は驚き半分は嬉しさといったところだろう。栗の花の匂いを嗅いで彼女の肉の欲求も高まりつつあった。
一方の仁太は恍惚の世界からようやく我にかえりつつあった。さっきまでは射精の心地よさが勝っていたが、時間が経つにつれ、理性のほうが勝っていく。
「あわわ……」
彼女の手を精子まみれにしてしまった罪悪感がまるで夕立のときの黒雲のように快感を拭い去っていく。
「ご、ごめんなさいっ」
思わず謝罪の言葉が出てしまった。
「なんであやまるの?」
驚くほど低い声でケリーが言った。
一瞬、仁太は背中から冷水を浴びせられたように震えた。
「え? だって我慢できずにお姉さんにいかされちゃったから」
「気持ちよくなかったの?」
さらにケリーが聞いてきた。
「ううん、と、とっても気持ちよかったよ」
慌てて仁太が答えた。

超豊満体育教師 ケリー 293
そのエロチックさは目を見張るほどだ。
蛍光灯の明るい列車の浴室はまるで淫魔の巣窟と化してしまったかのようだ。外が暗いのでなおさらそのムードは濃い。
「おいで」
猛りきった肉棒を隠そうともせず、呆然としている仁太にケリーは言った。
(ごくり……)
仁太は思わず生唾を呑んだ。
「ふふ、何オチンチンおっ起てているのよ」
妖しい声でケリーが言う。
「え、あ、あの……」
呆然としていた仁太は、われに返り、あわてて前を隠そうとする。
「その必要はないわ」
ケリーはそう言うと彼の手をとり、あっという間に抱き寄せてしまった。
ぬるぬるとした感覚が彼の全身を包む。ヌチャッ、ヌチャッとローションが体に触れるたびにドジョウでも触っているような感覚が体中に伝わった。
「気持ちいいでしょ」
ケリーは仁太を抱っこすると猛っている彼のペニスをしごき始めた。手コキの快感とローションのぬめりが加わって、ピッチは自然と早くなる。
「あああ、だめだよ。誰かに見られちゃうよ」
向かいのホームを貨物列車が轟音を立てて通過していく。
「大丈夫よ、この時間誰もいないからね」
「そ、それはそうだけど……」
「いいじゃない。見せつけてあげましょうよ。どうせもう二度と会うことはないんだから」
そういうとケリーは積極的に手コキを再開した。ヌポッヌポッと肉棒をしごくたびに淫音が漏れる。
「うっ、ううう……」
その凄まじい快感に仁太は思わずうめき声をあげる。
「ふふ、仁太は幸せ者ね。お姉さんとこんなことができるんだから」
優しげな眼差しを彼に向けてケリーは言った。普通の姉弟では無論、血のつながりがない姉弟でもここまで仲良くできる姉弟はそうざらにはおるまい。
「あ、あああ、う、ううう……」
次々と押し寄せる凄まじい快感の大波に、仁太は声にならない叫びを上げるばかりだ。