超豊満体育教師 ケリー 128
「さあ、窓側へどうぞ」
ケリーが仁太を促した。
「う、うん」
仁太が窓際に座った。反対側にケリーとメリッサが座る。座席が軋むような音がした。
「だ、大丈夫かな」
思わず仁太は口走っていた。
「こら、しっかりと聞こえたぞ」
ケリーが笑いながら言った。メリッサもニヤニヤと笑っている。
「え、あ、ああっ!」
仁太はようやくことの重大さが理解できたようだった。
「まあ、仁太だったから許すわ。いっしょにおフロに入ったとき“誠意”を見せてもらうけど」
「そうですよね、仁太さまの“誠意”楽しみです」
二人の巨漢美女はそういって笑った。
「あと1分ほどで発車しますので、揺れるのでご注意ください。では」
車掌はそういうと車掌室へと戻っていった。
「うわ、今の聞かれちゃったわ。恥ずかしい」
メリンダは顔を赤くして言った。
「大丈夫よ、車掌には守秘義務があるからね」
ケリーは慰めるように言った。
『グー』
仁太の腹が鳴った。そういえば今日はまだ朝食を食べていないのだ。
「ああ、そうか朝ごはんまだだったわね」
ケリーが言った。
「ここは小さい駅だから駅弁なんて洒落たものはなさそうね」
メリッサが周囲を見渡していった。
「ええーっ、マジかよぉ」
仁太は泣きそうな声で言った。
その時、ガクンと一揺れして列車が動き出した。
「ま、しばらくは景色でも見てることね」
ケリーが慰めるように言った。